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以下の文章は、ある法学の先生への手紙の中で、実際に伝えた文章です。先生は知的財産法の専門家なのですが、知的財産法の中には著作権法というものがあります。 絵や音楽をパクって売ったりしたらダメよっていうあの例の有名な方です。
その中で、僕が普段勉強しているドゥルーズだったら、著作権法の問題をこう考えるのではないか、と結論をつけたので、以下に示しておきます。多少わかりにくいと思いますが、言ってることがふわりと伝わればそれで幸いです。
***以下
その中で、僕が普段勉強しているドゥルーズだったら、著作権法の問題をこう考えるのではないか、と結論をつけたので、以下に示しておきます。多少わかりにくいと思いますが、言ってることがふわりと伝わればそれで幸いです。
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著作権法問題のネタには、ひとつの作品はオリジナルかそれとも他のコピーか、つー定番のやつがありますよね。
これは十分哲学的問いでもあります。
僕はドゥルーズの『差異と反復』を3回くらい読んだのですが、
要するに、世の中のあらゆる出来事は、
「あらゆるものの、反復、それもそれぞれ異なった仕方での、反復」
という概念にたどり着くことができました。 簡単にいうと、例えばRPGのゲーム作品だったら、RPGの元祖「ロード・オブ・ザ・リング」が、ゲームやほかのメディアの中で、古今東西、それぞれ微妙に異なった仕方で反復されているもの、それが昨今のRPG業界にほかならないということになります。
この点から、さらに僕の解釈を加えると、著作権法たる法の世界における作品の捉え方は、「オリジナルか/コピーか」の二択をせまってきますが、ドゥルーズは「異なったふうに」、つまり内容上の違いというよりも、形式上の違いの観点で、オリジナル性をゆるやかに認めていく、それがドゥルーズの著作権法問題の考え方なのではないかということです。ドゥルーズは多様性の哲学者ですから、ドゥルーズができるだけ緩やかにオリジナル性を認めていくことの論拠がこれで粗雑ながら導き出されたと思います。
要するにドゥルーズ読んだら、コピー/オリジナルの問題が、緩やかにオリジナルを認めていく方向に流れそうということですwww
以上!
以上!
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