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高橋みなみはどこへ行くのだろう。
AKBって、元をたどれば「それぞれの夢をかなえるためのグループ」。
ウリにしているのが、またメンバーの多くが自慢にしているのは、AKBは過程であって目標ではないということ。
それは、僕からしたら、AKBはあくまで通過点に過ぎないという素晴らしい気持ちのはずだ。
それならば、高橋みなみは、なぜ今もAKBにいつづけるのだろう。それが分からない。そして、AKBに居続けなければならない理由がよく分からないのは高橋みなみ自身が1番気付いているんじゃないかと思うのだ。
前田敦子は、初期からセンターとしてグループをひっぱて行くことを任された。彼女自身の目標とは別に、グループでそういった明確な役割が与えられた。
AKBは、もう売れた。前田敦子が引っ張らなくてもいいくらい、大きすぎる存在になった。
彼女の卒業、タイミングは完璧である。 自分はこれ以上グループにいる必要はない、だからもっと高みに出たい・・・。
一方で、たかみなは、念願だったはずの「ソロ歌手」になることが確約された。これは彼女自身が「夢」と語ったことだ。そして夢は、本当に叶えられた。
前田敦子がいないと、いやいても、たかみなは精神的支柱である。
しかし、彼女はいつまで同じグループに捉われなければならないのだろうか。
それは彼女自身が一番迷っていることじゃないのか。
自分磨きをもっとしていきたい、いやしていかないとまずいこの時期に、一方で総監督というよく分からない重責のポジションを任されて、気持ちは真っ二つになっているはずだ。
AKBの第二章とは、「さてここまできた。つまり、東京ドームという『夢』は叶えられた。さて、夢がかなったグループにいるメンバーはそれからどうする?」だ。
増田有華は、今舞台という素晴らしい場所で活動していて、本当に幸せらしい。
夢をかなえつつあるのだ。
グループに入り続けることの意味は何なのだろうか。 もう十分世間的な認知も高い麻里子様も、いつまでかかってきなさいと言われるのか。
正直、AKBという場所でまったりしてほしくない。夢が叶ったら、次のステップにさらに進むため、ケジメをつけてほしい。
馴れ合いの場所じゃない。夢をかなえるための過程の場所だ。
高橋みなみはどこへ行く。
僕は、彼女はもっと自分を高めて、自分磨きを追及していってほしいと願っている。
おしまい